結露とは
「結露」とは、暖かく湿った空気が冷やされ、空気中の水蒸気が水滴になってしまうことです。よく冷たい水を注ぐとコップの外側が曇って水滴が付きます。 同じように、外の気温が低いのに、暖房によって室内だけが暖かく湿度が高いと、冷たい外気に影響されやすい壁や窓の内側に水滴がびっしり付いてしまいます。これが、結露です。
人の体にも影響が
ダニやカビは湿度70%ぐらいから、盛んに繁殖します。つまり、室内に結露を発生させないように適度な湿度の条件をつくることが、ダニやカビの発生を抑えることにつながるのです。ダニやカビは、ぜんそくやアトピーなどによって健康を脅かす原因にもなるかもしれません。
建物にも影響が
結露が進むと、住まいに使われている建築材料が腐ってしまうこともあります。
結露はどのように防ぐのか
①こまめに換気をして、室内の水蒸気をできるだけ外に逃がすようする。
②特に冬場は室外の空気が乾燥しているので、ちょっとの換気でも効果的。
③部屋の水蒸気の発生を減らすことも大切です。